ChinoDuino(Chino × Arduino)

自発性のないプログラマーがArduinoと出会って悪戦苦闘する様を綴っていく⇒今はいろいろ(^^;

第2回 伊那市 LoRaWAN ハッカソンを通じて伊那市を知れました(Chino × 伊那市)

8月26日、27日に開催された第2回 伊那市 LoRaWAN ハッカソンに参加してきました。伊那市のこと、今までより知ることができたので、そのあたりと、本ハッカソンで使用したツールについて書きたいと思います。

参加して一番感じたことは、地元の方(いなあいネットの方、伊那市の方、JA上伊那の方、伊那商工会議所の方など)が新しいことをどんどんとりいれて、地元の問題を積極的に解決していこうという前向きな姿勢をすごく感じました。暖かく迎えてくれ、接してくれて、課題についての質問など本当に親身になって応対していただきました。

本当にありがとうございました。

また、スタッフの方、参加者の方本当にお疲れさまでした!!!

【目次】

伊那市のこと:フィールドワークを通じて

少しでも伊那市のことを知ってもらえるかなと思い、まずはフィールドワークで訪れたところの紹介をしていきたいと思います!普段、行くことのないところにも訪問でき、すごく刺激になりました。

バスに乗り各施設等を訪れながら、課題のヒアリングを行いました。

漆戸醸造株式会社

地酒「井の頭」の酒蔵です。

課題としては麹室の温度管理等。蒸したお米から麹を作る場所です。

JA上伊那の方から、麹室は清潔にしなければいけないので、あまり見せてくれないとお聞きしました。貴重な体験をさせていただきました。

ちなみに酒蔵見学のご注意いただきたいことにも記載がありました。

試飲できなかったのは残念でした(TT)しかも買ってくるのも忘れた・・・

株式会社 ニチノウナーセリー

課題はハウス内の温度管理等。このあたりは、冬の夜間は−10℃を下回るくらい冷え込むそうです。このため、ボイラーがハウス内に設置されていて、暖めているそうです。こんななかボイラーが故障してしまうと大変(>_<)

例えば、ボイラーが故障したことを知らせる装置があれば便利。でも難しいところは、ボイラーは「暖めるために稼働し、暖まると停止⇒温度が下がったらまた暖めるために稼働・・・」となるため、停止しているから故障ということにはならないそうです。。。

もともとは、シクラメンを栽培していたそうです。数多くの受賞歴があり、”日本一のシクラメン農家”と紹介されることもあったそうです!

伊那市土砂災害警戒区域

警戒区域の一部を訪れました。そういえば、自分の地元の防災マップとかみたことないなぁって気がつかされました・・・(–;

課題は土石流、土砂崩れの事前の予測、避難指示の必要性などの判断。

伊那市の防災マップはこちら 伊那市防災マップ:伊那市公式ホームページ

土石流はどこかで、水がせき止められ一気に流れ出すことにより発生するそうです。せき止められそうなところは多々あり、しかも、木が倒れてせき止められる可能性もあるため、予測が難しいそうです。

ちなみに生物の動きをみて予測するのもありかも・・・

それと元危機管理課の方が、移住する方にも危険なところはちゃんとお知らせしたり、災害伝承みたいなことも伝えて、移住するかの判断の材料にもできたらよいとお話ししていました。

みはらしファーム

miharashi-farm.com

ここは年間を通して収穫できたり

収穫したもので手作りできたり

いろいろできます!温泉があったり、バーベキューできたりする観光農園です。

ファミリーなどで訪れるのに最適です!

いちご園は元旦から営業です!

課題としては、施設が広いのでお客さまの動向監視(どこで何をして楽しんでいるかなどの可視化)、外にあるブルーベリー園の害虫被害など。

ちなみにイベントでキューピィーちゃんがいましたw

やはり、知っている方、地元の方などの方と一緒にまわると、いろいろなことが知れますね!

ありがとうございました(

そうそう、伊那はローメンが有名なので訪れたときは食べてみてくださいー

f:id:chinoppy:20170827185716j:plain

次は今回、使用した技術、ツール、システムのご紹介です。

開発ツール等

ハッカソンの技術情報はこちら

技術情報その1:ハッカソンのベースシステム

技術情報その2:enebularによるLoRaWANデータの処理

SORACOM LoRaWAN

soracom.jp

伊那市河岸段丘を活かし遠くへとばすことができるそうです!

ARM mbed プラットフォーム

codezine.jp

enebular

uhuru.co.jp

Platio

plat.io

ブラウザで本当に簡単にiPhoneiPadアプリが作成できちゃいます!

使い方等はこちらにもあります!

Platioで簡単に作れるセンサー活用モバイルアプリ 第一回

Platioで簡単に作れるセンサー活用モバイルアプリ 第二回

Platioで簡単に作れるセンサー活用モバイルアプリ 第三回

MotionBoard

BIツール MotionBoard IoTデータもリアルタイム可視化 | ウイングアーク1st

ブラウザで作成できるBIツールです。 驚いたのは、これを使ってPepperを遠隔から操作、開発できちゃうそうです!

vimeo.com

Toami

www.m2m-cloud.jp

便利なツールを使い、どのチームも6時間位でデモができるレベルまで開発できていました! 私はPlatioで開発しましたが、ノンプログラミングでアプリができてしまい本当にお手軽だと驚きました。 プログラミングのみしているとそのうちお仕事がなくなっちゃうと、再認識しました。。。(^^;

次回は、10月21日(土)、22日(日)に開催決定しています。なんと、月曜日は松茸狩りに連れて行ってもらえる?!そうです!

この近辺でドローンフェスも開催されたりと伊那市が熱いです!

www.dronefes-inavalley.jp

興味を持たれた方はぜひ、訪れてみてくださいー

私はずっと、あわあわしていましたが、、、刺激があり、有意義な2日間でした。

ありがとうございましたーーーーー